子供のころ怖かったこと~死ぬまでには克服したい! その1

死を他人ごとのようにしか捉えられなかった自分も、50才の誕生日に突然、自分の人生のゴール(=死)を認識できるようになりました。同時にこれまでの人生を、漠然とではなく総括しつつ振り返るようになりました。このブログを書き始めたのにも、そういう経緯があります。

昔を懐かしがるとき「子供のころは楽しいことばかりだったなー」という感覚でしたが、最近、「子供のころは怖いこともそれなりにあって、ストレスが多かった」ことを思い出しました。人は年を取ると心も体もだんだん子供のころに還っていくと言います。幼いころの感覚にふたたび戻りつつあるのでしょうか?

人によって「何が怖いか?」は全然違います。他の人について「へー、こんなことが怖いの?」と思う事もしばしばです(最近では、人間ドックで採血の時、40歳くらいの男性が目を固くつむりうつむいて「ハァ、ハァ…」と緊張していたのを「ふ~ん」と涼しい目で見ていました)。

ためしに、私が子供のころ何が怖かったか書き出してみました。自分の人生に少なからず負の影響を与えてきたこれらについては「死ぬ前に全部克服してやる!」という思いでいます。

水(水泳) → いまだに怖い
小学校低学年の頃は近くの海で、高学年からは学校のプールで水泳の授業がありましたが、嫌で仕方がありませんでした。プールの塩素のにおいを嗅ぐだけで頭がガンガン痛くなるので授業を休むこともしょっちゅうでした。まずは顔を水に付けるのさえこわかったですが、これは先生の指導でなんとかできるようになりました。そのうち25メートルくらいはもがくように泳げるようになりましたが、何かの水難にあった時に生き残るために、最低限必要な泳ぎは身につけておきたいです。

犬 → ほぼ克服!
子供のころは、近所の酒屋さんが拾って持ってきてくれたかわいい子犬でさえ怖くて触れませんでした。生き物全般が怖かったのかもしれません。小学校高学年になると家で雑種の犬を一匹飼うようになったのですが、それ以来、犬がそれほど怖くなくなり、散歩にもよく連れて行きました。ただ、今でも比較的大型の犬が向うから走って来ると一瞬、体がすくむような感じはします。

(その2に続く)