50代の婚活?~婚活体験その2 伝統的お見合い

(前回から続く)

30代後半になると親が心配し始めて、色々とお見合い話を持ってくるようになりました。伝統的なお見合いというものは、本人同士はお見合い当日まで一切話をすることはありません。双方の間に仲人がいて、仲人は親と話をするので、

女性→女性の親→仲人→男性の親→男性

という長いルートを通じて話がやって来ます。ほとんどの場合、このルートのどこかで話が大化けしています。

私の場合、母親から「女性の方がものすごく気に入っているみたい」とよく聞かされました。そんな言葉と共に結構きれいな女性を紹介されることもあり、そんな日にゃ「よっしゃあ!」って叫びたくなりますよね。でも、そんなうまい話はないのです。背後ではたいてい、こんなやり取りが行われています。

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(すでに仲人を通じて私の写真が渡っている)
女性(私の写真を見て)「なにこの男?会いたくない。。。」
女性の母親「そんなこと言ってないで、会ってみなさいよ。学歴もすばらしいし、真面目そうな人じゃない。仲人さんにはOK出しとくわよ!」

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女性の母親「娘は大変素敵な男性だと言ってます」
仲人「そうですか。ではさっそくセッティングしましょう」

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仲人「先方の娘さん、大変気に入っているそうですよ!」
私の母親「それはよかった!きれいな方で、うちの息子もとても気に入っています。よろしくお願いします」

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そして、いよいよお見合いになりますが、場所は高級ホテルのロビーが多かったです。まずご両人、双方の親、仲人で談笑した後、二人きりになりデートします。

私「今日は天気がいいですねー。」
女性「はぁ。」
私「近くの水族館に行きませんか?」
女性「はぁ。」
私「お腹空きましたね」
女性「んー。。。」
私(おかしいなー。俺のこと気に入ってるって聞いたのに、この態度は何?)

女性としては「最初っから可能性ゼロ」なことを態度で示そうとしていたのでしょうが、私は「相手はある程度自分に好意がある」と刷り込まれてますので、何が何だかわからない、狐につままれたような気持でした。

このような事が何度かあり、さすがに「これはどこかで誰かが嘘をついている」と気づきました。私の方は、気のない相手は必ず事前にお断りしてましたので、女性の母親か仲人が無理にでもくっつけようとして嘘を言ってセッティングするケースがあったようです。また、会ったあと「もう少し付き合ってみてから考えたいな」と思っても、仲人がさかんに「早く(結婚OKの)返事をしろ」とせかします。

何か嫌になって、お見合いはやめました。

(続く。。。かも)