TOEICを受けました。810点でした。

ここ1年、終業後に社内有志で集まって、週一回(1時間半)のペースで英語の勉強をしてきました。集まった当初の目的は「東京オリンピックを前に英語力を伸ばして何かビジネスを始めよう」と言うことでした。ただ「どんな勉強をしようか?」と言う話になった時、メンバーの普段の勉強法も現在のレベルも目指すレベルも異なるためコンセンサスが得られず、結局、「まず1年後の目標を具体的に決めよう」とのことで「TOEICで600点以上を目指す」ことになりました。教材も過去問をメインに色々試しながら進めることになりました。

実は、TOEIC は1995年に一度受けたことがあります。810点くらい取れました。当時はアルクのヒアリングマラソンやボキャビルマラソンに参加していてそれらの勉強の成果かもしれません。ただ、それ以来英語はもう20年くらい全く勉強していませんでした。今回の受験にあたり会社では勉強したのですが、家ではドイツ語やフランス語ばかりやっていて英語の勉強はしませんでした。

さて試験会場は、東京は江東区、ゆりかもめの「テレコムセンター」駅近くのタイム24ビルでした。試験開始前に試験官から「机の上に鉛筆、消しゴム、時計、受験票以外の物を一切出してはいけない」と説明があるのですが、はからずも受験票の片側の半券(?)を出していただけで試験官から注意を受けました(こんなことでめげていてはダメです!)。

「時間配分を厳格にしてどんどん進まないと時間が足りない」事は分かっていたので、分からない問題にはあまり執着せず適当にマークして先に進みました。ヒアリングパートでは何を言っているのかほとんどわからない問題が続き頭が白くなりかけました(数問後、我に帰りましたが)。次のリーディングパートでは、最後の10個くらい「塗り絵」(=適当にマークしておくこと)になりました。

と言う感じで、終わった時は自信などあるわけもなく、「やっと解放された」という感覚しかありませんでした。おまけに頭がズキズキ痛かったです。

それから10日以上経ち、インターネットで結果が見れるようになりました。なんと!810点も取れていました。

「点を稼ぐ」には過去問をきちんと分析し戦略を立てることが非常に重要だと痛感しました。「TOEICはコツだけで高得点が取れ、本当の英語能力を反映していない」と言う人もいます。一方で、TOEICでは、「全部はわからないが少しは分かる」「何となく分かる」と言うのも「実力のうち」としてそれなりにきちんと測られている様な気はします(完璧主義の日本人には馴染まないのかもしれませんが)。