タッチタイピングについて~親指シフトへの移行を思案中

(以下の投稿は、Windowsパソコンでの入力を前提に書いています)

私は現在、JISかな入力で文章を入力しています。

大学院生のころ(30年弱前)、まず英文とローマ字入力のタッチタイピングをマスターしました。増田忠著「キーボードを3時間でマスターする法」(日本経済新聞社)と言う本に感化されました。当時はパソコンの性能がそれほど高くなく「文書作成はワープロ専用機で」と言う時代でした。バイト代でワープロ専用機を買って、覚えたばかりのローマ字タッチタイピングで毎日日記をつけているうちに、入力スピードも随分上がりました。

就職後は5年くらいローマ字入力でしたが、次第に「指がバタバタ動く割には入力スピードが上がらない」ことがストレスになり、一大決心してJISかな入力をマスターしました。今ではローマ字入力は忘却の彼方、頭の中で「かな→ローマ字」という余計な変換作業をすれば打てますが、イライラするので、他人のパソコンをちょっと拝借する時など、かな入力に切り替えてます(返す時ローマ字入力モードに戻し忘れてよく文句を言われます。ほとんどの人はローマ字入力しかしないので、Alt+「ローマ字」キーでモードが切り替わることを知らないようです)。

もう20年以上JISかな入力をしてるのですが、最近、ブログをまじめに更新するようになり文章の入力量が格段に増えると、思いついた断片的な考えを打ち込むときにもっとパラパラと素早く打てたらな、と思うようになりました(断片から一つの投稿に組み上げたり、最終的に投稿を推敲する時はJISかなでも十分高速なのですが)。

私がJISかな入力をやっていて、今一つスピードが上がらないと感じる原因は…

  1. 数字や()、=、?、!などの記号が打ちづらい
    ALT+漢字キーで日本語入力を解除してからの入力になるためです。とりあえず数字はテンキーで入力し、記号は「かっこ」「いこーる」「びっくり」「はてな」等の読みで辞書登録していますが、それでも数字や記号になると入力スピードががくんと落ちます。
  2. キーボードの五段目、特に右手の小指が担当する「ほ」「へ」「ー」「゜」(半濁点)のタイプミスが非常に多い
    年齢がかさみ不器用になってきたため、最近はこれらのキーを打つ前にちらりとキーボードを見ています。そういう意味では、完全にタッチタイプを実践しているとは主張できなくなっています。

このような理由で、親指シフトに転向しようか検討中です。