最大心拍数の謎~220-年齢はうそ!

今日はクリスマスなのにどこにも外出せず、夕方まで住まいの大掃除をしました。そのあと、近所のスポーツセンターに行って筋トレとジョギングをしました。いつものように平均時速8.5キロでちょうど1時間走りました。走りながら心拍数を測っているのですが、時速8.5~9キロだと170以上になることがあります。170を超えると少し苦しい感じが出るので160台になるようペースを調整します。160台だと苦しい感じはありません。

ところで、最大心拍数と言う考え方があります。言葉通り、その人の心拍数の最大値と言う意味ですが、一般に

最大心拍数=220―年齢

と言う計算式で求められるとされています。

ちなみに私は今54才ですから、私の最大心拍数は計算上166です。と言うことは、私はいつも心拍数Max、心臓に最大限の負荷をかけて走っていることになります。その割には呼吸も粗くならず、余裕もあるのですが???

ずいぶん前からこの計算式は怪しいと思っていました。今回、ネットで調べたところ、下記のサイト情報を見つけました。

http://hanafusa.info/tennis/Marathon/MarathonEndurance3.htm

やはり220から実年齢を引く計算式は、スポーツをやる人には当てはまらないものだと分かりました。詳しくは上記のページを見ていただきたいのですが、ちょっとだけ引用させて頂くと

最大心拍数=210―年齢/2

だそうです。私の場合は210―54/2=183になります。

ちなみに、無酸素閾値心拍数(有酸素運動から無酸素運動に切り替わる心拍数)と言う概念もあり、これは180-年齢/4だそうですから、私の場合は180―54/4で、166~167になります。冒頭に書いたように、私の場合170を超えると少し苦しい感じが出てきます。このあたりで有酸素運動から無酸素運動に切り替わるためだと考えると、私の経験とも合致しています。

一時期はスポーツウォッチの心拍数計測機能が壊れているのかとも、隠れ不整脈があるので高い心拍数が出るのかとも心配しましたが、取り越し苦労だと分かりました。これで安心して、いつもの強度でジョギングが出来ます。