今日は仕事始めでした。９時半から会社の近くのホテルで、全社員を集めて『新年全体会議』がありました。最初に社長の訓示があったのですが、その中で、今書店で一番売れていると言うアンジェラ・ダックワース著「やり抜く力 GRIT(グリット)」の紹介がありました。
ダックワース著「GRIT」
本の趣旨は「個人がいかに人生の究極目標（＝やりたいこと）を見出し、それを達成し、ひいては社会へ貢献して行くか」ということで、企業の社員、管理職、経営層へのメッセージではなく「訓示の趣旨とは少し食い違いがあるかな」と思いつつ話を聞いていました。
実はちょうど今、この本を読んでいます。このブログ開設の趣旨にも書いたように、私のこれまでの人生において著しく欠けていたのが、このGRITだと思います。
これまでの私の記事を読むと分かると思いますが、私、次から次へと色々なことに興味を持つのですが、何事も長続きせず、すぐに投げ出してしまいます。
５０代も半ばになりましたが、いまだに人生を賭けるべき何物かが見つかりません。ここ数年「もう手遅れかもしれませんが、ひょっとして今からでも間に合わないかな」と思い始めました。そんな時、本屋でこの本が山積みされているのを見かけ、手にしてみた次第です。この本がベスト・セラーと言うことは、それだけ私と同じ悩みを持っている人も多いのかなと思います。
ここで本の内容をそのまま書くわけにはいきません。また、まだ４割しか読んでませんので、読む価値がある本かどうかもまだ判断を控えたいと思いますが、現時点では今後の展開を大いに期待させる内容です。前半は「GRITとは何か」「GRITがいかに大切か」が書かれていて、残りの６割には「GRITを伸ばす具体的な方法」について書かれているようです。
とは言え、これまで読んだ箇所から心に残ったことを一点だけご紹介しますと。。。「才能×努力＝スキル スキル×努力＝最終成果」だそうです。みなさんはこの式を見てどんな感想を持ちますか？努力が２回出て来るところがミソだそうです。説明はできませんが、知りたい方は、ぜひ本を買って読んでください。
私もこれから残りの６割を読み進めます。読み終わったら書評を書こうと思います。