韓国語のご紹介~日本人には習得がとても簡単です!

韓国語の勉強をしていたのは、もうかれこれ20年以上前のことです。まだ韓流ブームが来る前で、勉強のきっかけも純粋に言葉に対する興味からでした。今では単語の意味はすっかり忘れてしまいましたが、文字はまだ大体読めます。

韓国語というと、あのハングル文字を見ただけで敬遠する方も多いかも知れません。しかし、ハングル文字は(外観は何千字もある漢字を一つ一つ変形したもののように見えますが)、実はローマ字と同じで子音と母音の組み合わせなのです。子音と母音の字母(=字の構成要素、漢字で言えばへんとつくり)、計20~30個くらい(?)覚えれば、それらの組み合わせだけで字が成り立っているので、読み書きは案外簡単にマスター出来ます。

あと、韓国語は発音を聞くとちょっと難しそう(実際、発音自体はかなり難しい)なので、文法や単語についても難しいのでは?とイメージしてしまいますが、韓国語の文法(=言葉の組み立て方のルール)は日本語とほぼ同じです。ちょっと乱暴な言い方をすれば、日本語で考え日本語の順番に単語だけ対応する韓国語に置き換えても、95パーセントくらいは正しい韓国語になります。これを英語の習得と比べると信じられないほど簡単です。

また、韓国語の固有語(漢字語でない基本単語、例えば目とか口とか腹とか雨とか)は、日本語とあまり似ていないのですが、日本語から結構たくさん漢字語が流入していて、それらについては漢字に置き換えて考えると理解が容易です。漢字の読み方も一つしかありません。例えば、「会」と言う漢字は「フェ」、「社」は「サ」と読みます。なので、日本語の「会社」を韓国語で何と言うかというと「フェ・サ」になります。また逆に日本語の「社会」はと言うと「サ・フェ」です。「神」は「シム」なので、「神社」は「シム・サ」となります。

このように、ハングル文字だけ見た時は難しそうに見えるのに、日本語や漢字で考えるとすぐに理解できることが多いです。おそらく、日本人が一番マスターしやすい外国語は、韓国語ではないでしょうか?ちょっと勉強すればどんどん話せるようになるので誠に痛快です。英語と比べると大体10分の1くらいの勉強量で済む感じです。何でもいいから外国語を一つマスターしたいと言う方、韓国語はお勧めですよ!

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