ちょうど1カ月前に都庁で第一回の研修を受けましたが、今日は午前中、都庁の近くの会議室で二回目の研修を受けました。
東京都観光ボランティアには「街なか観光案内」、「都庁案内ガイドサービス」、「都庁展望室案内ガイドサービス」、「観光ガイドサービス」など色々な活動の種類があるのですが、新参のボランティアは初年度はもっぱら「街なか観光案内」に投入されます。外国人旅行者が多く訪れるエリアの街なかで外国人旅行者に積極的に声を掛け、外国語で観光案内等を行う活動です。
http://www.sangyo-rodo.metro.tokyo.jp/tourism/volunteer/
現在、「街なか観光案内」の活動エリアは23区西部(新宿・渋谷)と23区東部(銀座・上野・浅草)の2つです(これから2020年度までにもっと増やしていくようです)。私は東部を担当します。
今日の研修は題して「街なか座学研修会」。会議室を埋めつくすほどの活況で、参加者は200名を超えていたでしょうか?ちなみに2018年度の募集人数は約500人となっており、研修は今日だけでなく数回に分けて行われます。
今日の会場にはあまり若い人はいなくて、私と同じ50代かそれ以降の中高年の方が半数以上のようでした(「ボランティア」というと私は「若い人がやるもの」と勝手に思い込んでいたのですが、なんででしょう?若い人は仕事が忙しく中高年の方が定年退職等で時間に余裕があるのか、年配の方が度胸があり若い人は消極的なのか。。。若い人達にも頑張ってほしいと思います)。
講師は先輩ボランティアメンバーです。下のようなテキストが配布されました。
23区東部は銀座・上野・浅草の3エリアで活動しますが、研修の前半は各エリアで共通の注意事項についての説明でした。
銀座、上野、浅草の各エリアごとに複数の拠点/ルートが定められていて、その一つを二人一組でチームを組んで担当します。例えば浅草エリアでは、地下鉄駅の近辺、雷門前、浅草寺前の3拠点に分かれて二人一組で活動します。
1日の活動時間は正味2時間で、1時間活動し、1時間休憩し、また1時間活動という形になるそうです。また、1日の活動開始時にiPadが貸与されるので、適宜、その中に準備された資料やインターネット検索を駆使して案内をしてくださいとの事でした。
研修の後半では、各エリアごとに留意すべきことの説明がありました。説明のメインは「各拠点ではどんなことをよく質問されるか?」でした。先輩ボランティアメンバーの経験に基づいた情報なので、非常に役に立ちそうです。
例えば、上野エリアの上野駅公園口拠点では「上野動物園にはどう行くのか?」とか「パンダを見たいのだがどうしたらいいか」とか、(博物館・美術館が多い土地柄なので)「今どんな展覧会が開催されているか?」とか。
他にも、各エリアの見どころスポットの紹介とか、先輩ボランティアメンバーの貴重な体験談とか色々と聞けました。
10時から始まり12時半に研修が終わりました。もう研修はありません。あとは初回の活動日を待つばかりです。最初はベテランと一緒に活動するとは言っても、不安です。なんかとんでもなく失礼なことをしないかとか、聞き間違い・言い間違いが勘違い・誤解につながりお客さんの気分を害さないかとか、色々と不安がよぎります。
あと、第一言語はドイツ語なのですが第二言語として英語でも登録しており「実際は英語での応対がほとんどなのでは」と戦々恐々としています。ドイツ語ばかり勉強していたため英語の基礎を忘れてしまっているので。。。それでもTOEIC810点とれましたが。助動詞とか前置詞とか時制を復習しておく必要があるかも。