北浦街道大晦日の旅~眼病平癒のお薬師さまにお参り

大晦日ですが天気もいいので、普段あまり遠くまで外出しない母をどこかに連れて行くことになりました。熊本に住んでいる兄夫婦が昨日から車で来ていて、義理の姉(兄の嫁さん)の運転で実家を11時ごろ出発しました。ちなみに、私は免許は持っていますがペーパードライバー、兄は免許すら持っていません。義理の姉だけが完全に頼りです。

まず、母が前から気になっていたという川棚のクスの森というところに行きました。実家のある新下関から北浦街道(国道191号線)を北に向かい、小串駅を過ぎたあたりで右折します。新下関から30分くらいでした。

川棚のクスの森は一本のクスなのですが、樹齢1000年以上(推定)の巨木で、枝がはるか高い所で四方八方に伸びて葉が生い茂っているため森のように見えます。国の天然記念物に指定されています。周囲は公園になっていて、観光に訪れる人たちの憩いの場になっています。深呼吸して巨木の霊気と生命力を体に吸収しました。

川棚のクスの森
川棚のクスの森

そのあと、北浦街道をさらに北上し角島を目指しました。途中、道の駅北浦に立ち寄って、昼ごはんを食べました。新鮮なイカがとてもおいしかったです。揚げ物、刺身、あえ物、どれも絶品でした。新鮮な海産物と彼方に角島を望む青い海の絶景。。。ここはお勧めの道の駅です。

道の駅北浦にて
道の駅北浦にて

そのあと角島へ。ここは海の青さと海原を渡る長大な「角島大橋」で全国的に有名な場所です。何年か前の夏に来ましたが、今回、真冬でも海が青い事に気付き、感激も新たでした。角島大橋を渡り角島灯台のたもとまで行きました(母が高齢なので、灯台には登りませんでしたが)。

角島大橋
角島大橋
角島灯台
角島灯台

 

日も西に傾いて来たので北浦街道を南へ向かい帰路に着きました。途中たまたま道路沿いに母が「眼病平癒のお薬師さま」みたいな看板を見かけ、その近くにあった附野(つくの)薬師東山寺に行きました。

附野薬師
附野薬師

母は白内障と緑内障を患っていて、来年2月に白内障の手術を控えています。このお寺は日本三大薬師の一つであり、眼病治癒の霊場としても知られているそうです。なんという巡り合わせでしょうか!お薬師様の力により必ず平癒すると信じています。明日の元日には参拝客が大勢詰め掛けるのでしょうが、今日は私たち以外誰も参拝する人は見かけませんでした。眼病平癒の鈴を買う時に、住職さまと思しき方とお話しできました。

以上、大晦日の小旅行でしたが、母にとっては大変満足な一日だったようです。では、家族全員、良い年が迎えられますように。