歯周病は歯をいくら磨いても治らない!歯磨き粉を変えてもムダ!

子供の時から虫歯だらけで、夏休み、冬休み、春休みと欠かさず歯医者に通ってました。おかげで高校性になるころは治療していない歯の方が少ないくらい。おまけに歯の根が腐って(?)歯茎が赤く腫れてぶよぶよ。指で押すと膿が出るくらい。友達は黙ってましたが、さぞかし口臭もきつかったと思います。

そんな私でしたが、ついに丁寧にブラッシング指導をしてくれる歯医者を見つけ、歯茎の状態が劇的に改善しました。こんな感じ。。。

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まあ、歯自体は黄ばみや汚れ、治療跡、かぶせ物があってきれいではないんですが(汚い?すみません。。。)、歯茎の腫れも引き、膿も全く出なくなりました。

歯周病にはすでに15~24歳で20%の人がかかっていて、中高年になると50%以上が罹患しているそうです。みなさん「おかしいなー、毎食後3回ちゃんと磨いているのに」「歯周病予防に効果がある歯磨き粉を使っているのに。。。」とか悩まれているようですね。

しかーし!歯周病の予防、改善のために大切なのは「いかにきれいにプラークを落とすか、特に歯と歯の間のプラークをいかに落とすか」これだけです。プラークは粘り気があるので、物理的にこすり落としたりかき混ぜたりしなければ除去できません(マウスウォッシュや歯磨き粉の化学的作用では取れない)。

私がやってるブラッシングでは次の道具を使います。

歯ブラシ大小2本

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糸ようじ

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歯間ブラシ

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そして。。。手鏡!

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基本の掟は。。。

  1. 歯は1本ずつ、1本のすべての面(5面)を磨く
    ~歯の前面、両隣の歯との間、上面、背面。1面5秒くらい
  2. 歯と歯茎の境目も磨く
  3. 手鏡を使って道具を目的の場所に確実に当てて磨く

その際、歯と歯の間は歯間ブラシと糸ようじで、歯の前/上/背面と歯茎との境目は、歯の大きさや歯間の形状により大小の歯ブラシを使い分けています。奥歯の裏とか磨きにくい部分は小さい歯ブラシを使います。歯磨き粉には大して意味はないので、自分の好きな味のを少量つければいいです。

これだと一回の歯磨きタイムは15分くらいかかります。え?「冗談じゃない、やってられるか!」って?でも、プラークを90パーセント以上落とすにはこのくらいやるしかないのです。一日3回、毎食後にまめに磨いていても、2分とか長くて3分で終わるくらいの雑な磨き方では(特に歯周病の原因である歯と歯の間の)プラークはほとんど残ったまま。歯周病の予防や改善には何の意味もないことに早く気付くべきです。

ちなみに、プラークは完全に除去できなくても、ブラシなどが届きかき混ぜることができれば、中に住んでいる歯周病菌は死んでしまうそうです(空気を嫌うため)。またそれは1日1回でじゅうぶんだそうです。なので、私は朝食後と昼食後は糸ようじと歯間ブラシで歯と歯の間の食べかすを除去しマウスウォッシュでうがい(3分で終了)、夜は寝る前に上記の方法で15分間ブラッシングしています。

15分間、手鏡を使って磨く。。。大変ですが、慣れてしまえばなんでもないです。それも、1日1回でいいのです。歯茎の問題で長年悩んできた私が、劇的に改善したので、みなさんにもお勧めしたくて。。。偉そうに薀蓄(うんちく)たれているようでスミマセン。。。

ちなみに、マウスウォッシュはこんなの使ってます。1本で1年くらい使えてとてもお得です。

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