入門40年目のオーディオ初心者!~その3 「それなりにいい音」を求めて(3/3) 

1986年頃(大学留年中!)からジャズも聴くようになりました。「真夏の夜のジャズ」(ニューポートジャズフェスティバルと言う、アメリカ東海岸の保養地で毎年行われたジャズ祭の1959年の様子を記録した映画)を見て、私も夏の海辺で音楽を聞きたいと思いたちました。それで、初めてカセットテープのウォークマンを買いました(ウォークマンが1979年に世に出てから7年がたっており、みな当たり前のように持っていたのですが、私も遅ればせながら)。ソニーではなくAIWAの製品でした。これを持って夏の鎌倉・材木座海岸に出かけ、海岸に寝そべってセロニアス・モンクなんかをのんびりと聞きました。

80年代も後半に入るとCDも爆発的に普及し始めましたが、私は「CDは音が悪い」というクラシック音楽評論家たちの意見を鵜呑みにしていて、相変わらずLPレコードを聴き続けていました。CDを聞くようになったのは1989年に就職した時からです。まずは試しにソニーのCDウォークマンを買いました。なんといってもCDはLPと違って取扱いが楽なのが気に入りました。当時は夜勤が多く家に帰ると疲れていましたし、学生時代の様に自由な時間が取れないため、音楽を聞くにも手間のかからない方法を求めていたのかもしれません。LPレコードは聞かなくなり、そのまま2年くらいはCDウォークマンでCDを聞いていました。

90年代に入って、やっと据置き型のCDプレーヤーを買いました。PanasonicのSL-PS740という製品でした。そんなに高級なものではないのですが、音はとても気に入っていて、6~7年は使い続けたように思います。まぁ、その頃は趣味が完全にパソコンの方にシフトしていて、オーディオに関する興味自体、薄れていました。お金もパソコンのパーツや周辺機器、ソフトにばかりつぎ込むようになり、あまりこれといったオーディオ機器は買いませんでした。その間も、実家に帰った時に音楽を聴くため、携帯用の音楽プレーヤーには相変わらす興味がありましたが。。。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。