親指シフトに転向するにあたり二つ不安がありました。ローマ字入力とかJISかな入力のようにOSレベルでサポートされた入力方法ではないこと、および、親指シフトを練習している移行期間、実務ではどの方法で文章を入力すればいいのか?と言うことです。
第一の不安に関しては、特殊なドライバーソフトをインストールしないとダメなことが一番の懸念です。特にマイクロソフトがWindows10以降、OSの仕様を勝手に大きく変更するようになって以来、ソフトが突然動作しなくなる危険性が増していると思います。
第二の不安に関しては、覚えるのに何日もかかるとすると、仕事やブログの更新に支障が出ないか、かと言って、かな入力を併用しているといつまでたっても親指の方か上達しないのではないかと言うことです(この点は後述の通りあっさりと解決してしまいました)。
迷っている間にもライフラボ株式会社から発売されている親指シフトキーボードを注文していたのですが、今朝、届きました。手に入るのは一週間後だと思っていたのでうれしくなり、「えーい、ままよ!」と一気に練習を始めることにしました。
親指シフトエミュレータについては、初めはDvorakJ を入れたのですが、私の環境(Windows10 Pro.)ではどうもうまく動作しなかったので、やまぶき(ローマ字でないほう)を入れました。
天気が良いのに一日家にこもって、午前中に二時間、午後一時間、夜一時間練習した結果、とてもゆっくりですがキーボードを見ずに入力できるようになりました。まだ一分間に三十字程度とノロノロなのですが、この調子だとすぐにスピードアップできそうな予感がしています。やはり、かな入力をマスターした経験が役に立っているようです。それにしても、キーボードの四段目を使わなくても良いと言うことがこんなに楽だとは思ってもいませんでした。親指との同時打鍵にもそんなに違和感はありません。JISかな入力よりはるかに優れた入力方法だと実感しています。
ただ、変換キーを右親指に、スペースキーを左親指に割り当てているのですが、いつの間にか親指の位置がずれていることがよくあります。まあ、この辺はすぐに慣れて来るのではないかと、楽観的に考えていますが。
しばらくはブログの更新が遅くなるかもしれませんが、親指シフトとの格闘をしていると思っていただければ。。。